☆☆☆《飲食店は愛を売る！》☆☆☆
昔から 行きつけの うどん屋さんが あります！
ある時 大将に
｢ここの おつゆは 一ミリも狂いもなく 本当に美味しいですね！ ｣
と 話しかけました！
そしたら 大将が
嬉しそうに
｢あなた よくわかるね！
実は
うちの 【かえし】は
半年間 ツボに入れて 土の中で熟成させてあるんだよ！
だから もし 火事になったら 半年は 店ができないんだよ！ ｣
と言った！
｢えっ！
半年間も？
だから まろやかで 最高に旨いのですね！｣
と言うと 更に話を語ってくれました！
僕は 御世辞は 言いませんが
褒める天才なんです！
(笑)
さて
ある時に そこの息子が ホールに出ていました！
僕は 二日酔いで
その うどん屋のおつゆが 飲みたく行きました！
｢すいませんが
麺を少なめでください！
あっ！
出来たら おつゆを多めで お願いします！｣
と言うと
その息子が
｢うちは 麺より おつゆの方が 金がかかってるんだ！
それは できん！｣
と 怒り口調で言うのです！
それなら その分 追加料金を払っても良いのにと思ったのですが
また めんどくさくなるといけないので
やめました！
その時の僕の感情は
そんな言い方しなくても いいのになぁ
単なる 二日酔いで この店のおつゆが 飲みたかっただけなのになぁ～
大将だったら
｢はーい！
わかりました！｣
で 終わっていたかも知れないのに！
この息子 接客も 出来ないけど
今後 大丈夫なのかな？
なんて思いました！
そして
それから 10年経ち
大将も ご高齢になり
店に あまり出なくなりました！
あの息子さん中心に やってるのです！
ただ
あの おつゆの味じゃないのです！
息子さんに
｢おつゆの味 変わりましたね？｣
と聞くと
｢変わってませんよ！
昔からのやり方ですよ！｣
と言うのです！
ただ
深みはあるけど 旨味が あの大将の時と違うのです！
実はね！
同じレシピで 作っても その人の思いで味は変化するのです！
テクニックじゃなく
心なんです！
お母さんの料理が 美味しいのは 愛があるから 美味しくなるように
料理は 愛なんです！
ロボットに 全ての レシピを教え 同じやり方で作っても
一流の味は出せなかったように
料理は 愛なんです！
作り手の心が 味に出るのです！
我々 飲食店は
単なる料理を売るのではなく
愛を売るのだと思います！
愛ある店作りに 精進しようと努めます！
さぁ今日もいい気分💕
人に親切にして自分も喜び
楽しく幸せに顔晴っていきましょう❤
ふみや🎵
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